日程:2018年3月7日(水)-9(金)
会場:首都大学東京12号館201号室(京王線南大沢駅から徒歩10分)
研究会概要
高宇連が深く関わってきたひとみ衛星は、異常事象により観測が不可能になりましたが、ペルセウス座銀
河団を始め、AGNや超新星残骸などの輝線のエネルギーと幅を精密に測定し、微弱な輝線まで検出するなど、
X線精密分光観測の扉を開く貴重な成果を得ることができました。この精密分光の科学成果を2020年代初頭
の早急に回復することを目指したX線天文衛星代替機の計画も進んでおり、現在活躍中または計画中の他の
X線γ線ミッション、他の波長帯での観測や、サーベイ観測などとともに、宇宙のさまざまなスケールでの天
体の進化や高エネルギー現象の解明を目指します。
このような状況を鑑み、「ひとみ衛星の成果と将来への展望」というテーマで第17回高宇連研究会を開催
します。まず、ひとみ衛星の成果をまとめ、将来につなげるべく、ひとみ衛星の科学論文の責任著者に講演を
お願いしました。また、代替機、Athena、FORCE、DIOS、PhoENiX、Hi-Z
GUNDAMなどの将来計画につい
ても講演、議論をお願いしています。
あわせて、高エネルギー天体物理、および関連する研究について、観測・理論を問わず、広く一般講演も募
集します。皆様の講演申込み、ならびにご参加をいただき、先端研究のシェアと、関連する活発な議論をお願
いいたします。
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